リハビリテーション科診療部

診療・各部門

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の3つの専門職が、医師の指示のもとに多職種との連携により質の高いリハビリテーションを提供します。また、地域包括ケア病棟や特に回復期リハビリテーション病棟は、365日リハビリテーションを提供し、老人保健施設も併設され、急性期から維持期まで途切れのないリハビリを提供します。

施設基準

脳血管疾患等リハビリテーション科(1)
運動器リハビリテーション科(1)
呼吸器リハビリテーション科(1)
心大血管疾患リハビリテーション科(1)

スタッフ専門資格取得状況

専門理学療法士
・心大血管疾患
・呼吸器疾患
・糖尿病疾患
1名
1名
1名
福祉住環境コーディネーター2級 12名
認定理学療法士
・運動器疾患
・心大血管疾患
5名
1名
がんリハビリテーション 1名
臨床実習指導者
講習会修了者
PT9名
OT5名
介護予防・地域ケア推進リーダー 3名
3学会合同呼吸療法認定士 5名 アスレチックトレーナー 1名
心臓リハビリテーション指導士 2名 骨粗鬆症マネージャー 1名

理学療法

理学療法士 37名

運動器、脳血管疾患、廃用症候群等で低下した運動機能の回復や、基本的な動作能力(起き上がる、座る、立つ、歩くなど)の獲得を目指した運動療法、プールを利用した水中運動療法などを、1人1人に適したプログラムで行います。
特にプールを利用した水中運動療法は、整形外科術後はもちろんのこと、全身運動が行えることから、生活習慣病の改善にも効果的です。

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理学療法室
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関節可動域訓練
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平行棒内歩行訓練
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リハビリテーションプール

作業療法

作業療法士 14名

様々な疾患に対し、身体・認知・高次脳機能の回復・維持を目的とした訓練や、患者様の日常生活を想定した応用的・実践的な動作の訓練を行います。また、個々の患者様様に応じた生活様式や介助方法、環境設定についての補助を行います。

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作業療法室
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訓練風景
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吸引勉強会も行っています

言語聴覚療法

言語聴覚士 3名

言語機能(失語症や構音障害など)、高次脳機能障害、摂食・嚥下障害(食べ物の飲み込み)の障害がある方に対して、機能の回復、能力の向上・維持を目的とし、評価、訓練、指導及び援助を行います。

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言語聴覚訓練
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VF検査

口から安全に食べることを大切にし、誤嚥の有無や程度摂食嚥下の全体像や病態を把握出来るようにVF検査を行っています。リハビリテーション科医と言語聴覚士、栄養管理士が連携し摂食機能療法を行っています。付属老健入所中の方も摂食に問題があれば検査可能です。

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リハビリテーションプール

- 当院では、プールを利用した水中運動療法を実施しています! -

〇 プールでは、こんな効果が期待できます!
 ・体重が軽くなり、痛みがあっても動きやすい
 ・陸上と比べ転倒リスクが少ない
 ・関節への負担が少なく免荷できる
 ・有酸素運動が期待できます

〇 こんな方におすすめ!
 ・膝や腰が痛い
 ・術前の方
 ・整形外科術後
 ・生活習慣病がある方

プログラム内容

1.プール集団療法(午前)
 ・10~15名程度で運動を行います
 治療時間は、40分程度です
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2.疾患別訓練(午後)
 ・理学療法士が症状に応じて個別で治療を行います
  (外来・入院)
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回復期リハビリテーション病棟

自宅や施設に戻ってからの生活を少しでも元に近い状態に戻せるよう、多職種がチームを組んで集中的なリハビリテーション、365日リハビリを実施しています!
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の専門職が、多職種との連携により質の高いリハビリテーションを提供します。

リハビリテーション科医により、座る・立つ・歩くといった基本動作から食事や排泄の困りごと、家事動作や趣味の活動などを診断・治療・支援いたします。
入院後、すぐ栄養状況、嚥下摂食評価、身体機能・生活動作評価し分析、早期離床を目指せるように実践訓練を行っています。
また、プールを利用した水中運動療法など、1人1人に適したプログラムで行います。

嚥下・摂食機能向上
口から安全に食べることを大切にし、誤嚥の有無や程度摂食嚥下の全体像や病態を把握できるようにVF検査を行っています。

回復期から在宅へ
在宅復帰に向け、自宅へ患者様と外出訓練を行い、自宅での問題点を把握し安全に自宅へ帰っていただけるように環境調整を行います。
必要に応じて、訪問看護(リハビリ)や外来リハビリも受けることができます。

地域連携室
担当社会福祉士が入院時から退院までのサポートをし、退院後の生活に必要な支援・サービス等へつなげていきます。
心配なこと・不安なこと等、ご相談ください!